倉山満

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倉山満『検証 内閣法制局の近現代史』感想

『検証 財務省の近現代史』、『検証 検察庁の近現代史』に続く第3部作の完結編 『検証 内閣法制局の近現代史』 皆さん、内閣法制局ってどんな官庁かご存じですか? 普段、生活しているだけならほとんど耳にすることはない官庁ですよね。 私も倉山満先生を知る以前にはほとんど何をしているところか知りませんでした。 行政法を少しでも学んだことのある方ならこの内閣法制局が「諮問機関」と呼ばれる行政機関であることは […]

倉山満 ウッドロー・ウィルソン 全世界を不幸にした大悪魔 感想

 大人気、「嘘だらけ」シリーズの1冊目、『嘘だらけの日米近現代史』 それから本著の冒頭にあげられているように17冊にもわたって、ウッドロー・ウィルソンに対して批判を続けてきた倉山満先生による、ウッドロー・ウィルソンに関しての1冊。 倉山先生お腹いっぱいです! ウッドロー・ウィルソンに関して一般的にはどのように認識されているのでしょうか? 教科書的に言えば、「世界平和と国際協調をうたう国際連盟の設 […]

倉山満 保守とネトウヨの近現代史 感想

   『保守とネトウヨの近現代史』 このタイトルで倉山満先生が書くのだから面白くないはずがない!と読む前から断言できるような1冊。 読み進めると、予想通りであっという間に読み終えることができました。 〇ネトウヨとは何か? ネット右翼、略してネトウヨ。 ネット右翼とはどのような人たちなのか。 ネトウヨと言いつつ、ネット空間にだけ存在するわけでもなく、実際に街宣活動などを行う人たちもいる […]

倉山満 若者に伝えたい 英雄たちの世界史 感想

 私たちはなぜ歴史を学ぶのか? 理想の世界史教科書とはどういうものなのか? その答えを教えるのではなく、考えるための材料となる倉山満先生の新刊です。 こちらの著書ですが、中学生でも読めるように書かれたということで非常に読みやすく書かれています。 学校教育の問題とは何か? 勉強は教えるけど、勉強の仕方は教えない。 勉強は教えるけど、なんのために勉強が必要なのかを教えない。 そんな中、学校で与えられ […]

倉山満 桂太郎ー日本政治史上、最高の総理大臣 感想

今求められる総理大臣像とはどのような人物なのでしょうか? 不平等条約を押し付けられた我が国日本を、列強と並ぶ大国にのし上げた名宰相、桂太郎。 桂の若き日から非業の最後まで、そして桂が描いた未来と今後に続く課題までが書かれた、まさに「どうなるかではなくどうするか」を考えるための倉山満先生の新著です。 桂太郎とはどのような人物なのでしょうか? 人心掌握にたけ、ニコッと笑って肩をポンと叩いて人を籠絡させ […]

倉山満 『トップの教養 ビジネスエリートが使いこなす「武器としての知力」 』感想

 〇「どうなるか」ではなく「どうするか」全ての人に読んで頂きたい実践の書 倉山満先生の本は、常に読者に「どうなるか」ではなく「どうするか」を問いかけてきますが、今回の著書はまさに実践のための書です。 世界で戦える日本人になるために必要な教養とはいったい何でしょうか。 最近では小学校でも英語が必修科目になっていますが、はたして英語が話せれば世界に通用する日本人と言えるのでしょうか。 必要なことは知 […]

倉山満 天皇がいるから日本は一番幸せな国なのです 感想

倉山満先生の天皇、皇室を主題とした本は『日本一やさしい天皇の講座』『国民が知らない 上皇の日本史』『明治天皇の世界史 六人の皇帝たちの十九世紀』に続き、これで4冊目。 初めてタイトルを聞いたときは、「倉山先生の本なのに日本礼賛本?」と思いましたが、勿論そんなはずはなく。 しかしながら、一番幸せな国 日本をこれからも守り続けていくために、大事な教養が詰まっています。 ・王様のいる国は今時古い?では大 […]

日本人よ!自虐史観に目覚め、真のグローバリストを目指せ! 倉山満 『ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法』その1感想 

倉山満先生の新刊『ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法』の感想です。 今回の著書『ウェストファリア体制』。 『ウェストファリア条約』についての本ではないことがポイントです。 ウェストファリア条約は締結されたことによって、それが突然すぐに国際法となったわけではありません。 国際法の概念は非常に難しいのですが、国際法とは条文があって、それが条約として批准されたから法律になる […]

13歳からの「くにまもり」を読んだら次はこちら ジャンル別 倉山満 先生 の おススメ本 紹介

前回のブログで紹介した『13歳からの「くにまもり」』 倉山満 13歳からの「くにまもり」 感想 こちらはタイトルの通り、13歳の子供でも読めるようにわかりやすく、本当に大切なことだけが書かれた、いわば入門書と言うべき本です。 読んだ後、「もっと学ばなければならない。では他にどんな本を読んで勉強したらいいの?」と思った方も多いのではないかと思います。 知識の偏りを無くすためには、一人の人の話だけを聞 […]

倉山満 13歳からの「くにまもり」 感想

倉山満先生の扶桑社新書の新刊! タイトルに「13歳からの」と銘打ってある通り、非常にわかりやすい。 難しいことは何も書かれていません。 ここまでスラスラ読めて本質を語っている本がかつてあったのでしょうか? 最初から最後まで徹頭徹尾、正論が書かれています。 なおかつ面白い。 しかしながら、ここに書かれていることを知らない人も多いのではないかと思わずうなってしまいました。 例えば「良いデフレなどない」 […]

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