書評

倉山満 保守とネトウヨの近現代史 感想

   『保守とネトウヨの近現代史』 このタイトルで倉山満先生が書くのだから面白くないはずがない!と読む前から断言できるような1冊。 読み進めると、予想通りであっという間に読み終えることができました。 〇ネトウヨとは何か? ネット右翼、略してネトウヨ。 ネット右翼とはどのような人たちなのか。 ネトウヨと言いつつ、ネット空間にだけ存在するわけでもなく、実際に街宣活動などを行う人たちもいる […]

倉山満 桂太郎ー日本政治史上、最高の総理大臣 感想

今求められる総理大臣像とはどのような人物なのでしょうか? 不平等条約を押し付けられた我が国日本を、列強と並ぶ大国にのし上げた名宰相、桂太郎。 桂の若き日から非業の最後まで、そして桂が描いた未来と今後に続く課題までが書かれた、まさに「どうなるかではなくどうするか」を考えるための倉山満先生の新著です。 桂太郎とはどのような人物なのでしょうか? 人心掌握にたけ、ニコッと笑って肩をポンと叩いて人を籠絡させ […]

江崎道朗 日本外務省はソ連の対米工作を知っていた 感想

 日本にはインテリジェンス機関がない、スパイ防止法もない、だから作らなければいけない。 最もな意見です。 しかしながら、インテリジェンス機関を作れば、スパイ防止法を作ればそれで足りるのでしょうか? なぜ大日本帝国は滅びたのでしょうか? こちらの江崎道朗先生の著書『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』を読めば日本のインテリジェンスが決して脆弱ではなかったことを思い知らされます。 こちらの著書で […]

江崎道朗 天皇家百五十年の戦い 感想

  当ブログでも度々とりあげている江崎道朗先生による著作です。江崎先生はアメリカ保守派や、コミンテルンについての研究が有名ですが、以前から皇室に関する発信も多くなされています。Youtubeにもたくさんupされていますので、是非ご覧ください。どれも素晴らしいものです。  こちらで紹介したことのある『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』でも、敗戦後のGHQの介入に対し、どのようにして皇室を守るかの […]

グレンコ・アンドリー プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機 感想

 コサックはロシア人?ボルシチはロシア料理?  実はコサックはウクライナ人、ボルシチはウクライナ料理なんだそうです。ご存知でしたか?  私も含めて多くの日本人はロシア、そしてウクライナに関しての詳しい知識がありません。私の若かった頃、そこはロシアではなくソビエト社会主義共和国連邦と呼ばれていました。ソ連は秘密に包まれた、非情なスパイのいる冷たい国。そのような印象を私は当時読んでいた少女漫画から持っ […]

日本と本と猫と 本の感想 引っ越ししました。

   初めましての方も 、私のことをご存知の方もご訪問ありがとうございます。  yumikwと申します。  こちらのブログはFC2ブログ『日本と本と猫と』の本の感想を主に引っ越しした形のものとなります。 日本と本と猫と  『日本と本と猫と』は5年以上継続していた私にとってとても愛着のあるブログです。  しかしながら、記事の内容によって本の感想を読みたい人にとっては、「ノイズ」になる記事が多くなって […]