7日間ブックカバーチャレンジ 3日目 銀河英雄伝説

7日間ブックカバーチャレンジ 3日目 銀河英雄伝説

7日間ブックカバーチャレンジ 3日目。

今回は私が紹介するまでもない大ヒット長編小説、田中芳樹『銀河英雄伝説』です。

小説だけでなくアニメも大ヒット!
現在でも人気漫画家、藤崎竜氏によりコミック化し、アニメも新作が作られています。

『銀河英雄伝説』だけでなく、『創竜伝』『アルスラーン戦記』『タイタニア』など長編作品の大ヒット作品を多数出している田中芳樹先生ですが、なんといっても一番有名なのはこちらでしょう。
ちゃんと話も完結していますし(『タイタニア』は数年前に無事完結しましたが)。

こちらも高校生の時から読んでいましたが、女子高生の話題と言えば、やはりどのキャラクターが好きだとか。
ちなみにラインハルトヤンが一番好きという人は私の周りにはいませんでした。
私の友人の間ではキルヒアイスロイエンタールの人気が高かったですね。
私はロイエンタールが一番好きだったのですが、大人になると、ミッタ―マイヤーキャゼルヌの方が旦那様としてはいいよなあなどと思ってしまいます。
そして、歴史や政治や軍事に関心を持つと、どんどんヤンの中途半端さや覚悟のなさが嫌いになってくるという。
壮大なストーリーと魅力的なキャラクター、名台詞も多く、
読みだすと時を忘れて読みふけってしまうほど面白いのですが、やはり唯一の欠点は「長い」ことでしょうか。
アニメで見てもやはり長い
アニメは特に途中、自由惑星同盟が銀河帝国に征服された後から、ヤンが逃亡して巻き返すまではエピソード的に中だるみっぽくなりますし。

田中芳樹の作品で短く楽しむのでしたら、『七都市物語』がオススメです。
文庫1冊ですが、政治や戦略について『銀河英雄伝説』と近いエッセンスを味わえます。

こちらの『銀河英雄伝説』は、最初に読んだのは高校生の時ですが、産休中(出産前)に全部再読しました。
やはりゆっくり時間が取れるときでないと読むのが大変ではありますが、本当に面白い作品ですので、読んだことのない方、アニメしか見たことのない方にも読んで頂きたいです。