平井基之 『ビジネスで差がつく論理アタマのつくり方』 感想

 チャンネルくららでおなじみ、受験戦略家 平井基之先生の本が出版されましたヾ(*´∀`*)ノ

 温和なルックスに騙されてしまいそう(?)ですが、平井先生は東大の文理どちらにも合格した凄い人なのです。受験に役立つ勉強法のみならず、ビジネスや政治、最近では子育てに関する発信もなさっています。

東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

 そんな平井先生の御著書ですが、初版本の手に入りづらい田舎のうちの近所の書店でも並んでいました!やはり手に取って内容を確認して買えるのは嬉しいですね。

 チャンネルくららで紹介されていたとおり、大変読みやすい本となっております。大事なところはマーカーで印があり、章の最後にはまとめもあるという親切ぶり。読もうと思えば立ち読みで済ませてしまうことも出来るかもしれません。しかしながら、その場で読んで理解するのとそれを実際にやるのとはまた違います。ここは読み返して実践するために手元においておきたいところです。

 中一数学と書かれていますが、小学一年生でも理解できる算数の話から、いかにして論理的に読み解き思考するかが書かれています。勉強も仕事も出来る人にとっては考えるまでもなくやっていることかもしれません。ただ、自然にやれない人でも、やり方さえわかれば、より楽に楽しく学ぶことも出来ます。そのためのテクニックがいっぱい詰まっている本です。

 今回はこの本を読んで、これやってみようと思えたものと、これはやったことがあるけど本当に効果があるよというものをネタバレにならない程度に紹介しようと思います。

・同じものは覚えなくてよい
 こちらでは「同じ」「違う」「順番」の3つのプロセスを使った論理思考が基本とされています。同じものは覚えなくていいなんて当たり前の事だと思われるかもしれません。しかしながら、勉強の苦手な人のやりがちなことですが、何がわかって何がわかっていないかがまずわかっていない。だからやみくもに全部やろうとする。効率も悪く、時間がかかりますし、結局理解できないという悪循環になりかねません。それを確認するには、まず何が「同じ」で何が「違う」かを区別する。その上で、その覚えた「同じ」ものはもう覚えなくても良い。それがわかるだけで随分効率が変わると思います。私の現在の仕事が結構煩雑な書類を扱っていて、手順を覚えるのが大変なのですが、このやり方でまずは何が「同じ」かで分類して、そこからやり方を整理してみようと思えました。

・塾に通わず学年1位を取り続けた女の子の話
 とても素敵なエピソードなのですが、実はこれと同じようなことを高校生の時にやったことがあります。私の通っていた高校で学校の都合である教科が選択制になり、この授業を受けることを楽しみにしていた友人が受けられなくなってしまったのです。その時取った私の行動。高校3年生という受験待っただ中でしたし、長くは続けられなかったのですが、それでもこの教科で最初から最後まで私はトップの成績を取り続けたのでした。ただ授業を受ける、やみくもに覚える、それだけではなく、ある意識を持ってインプットとアウトプットをすること。それだけで成果はかなり違ったものになるということでしょうか。なかなか難しいことではありますが、実体験として効果があったのでこれはお薦めできる方法です。詳しくは実際に手に取って読んでいただきたいです。

 先に言った通り、すらすら読めるとても良い本です。そしてビジネスマンのみならず、学びたいと思っている人全てに役立つヒントにあふれています。お薦めです!!

※こちらの記事は平成30年1月3日に書かれたものです。