堀栄三 大本営参謀の情報戦記 感想

 日本は侵略国家だったのか。  田中上奏文という日本が世界征服を企てていたかのようなプロパガンダ文書がありますが、果たしてそのような野心を持って日本は支那事変や大東亜戦争を戦ったのか。この本を読むとそんなことがありえないことがわかります。いかに準備不足の中、日本が戦争に突入したのか、いかに情報を軽視していたか、そして大戦略を持たずに戦争をするということがどのような結果をもたらすのか、それを思い知ら […]

倉山満 「軍国主義が日本を救う」感想

   またまた過激なタイトルの本作。日教組の先生とか叫びだしそうです。  最近安倍総理のことを独裁者だのファシストだのと言ってデモをやる人がいますが、彼らはファシストやファシズムの意味を分かっているのでしょうか。そもそも安倍首相がヒトラーのような独裁者だったら、安倍首相の首のマネキンをホイルローダーで引かせるようなデモができるはずがありませんよね。集団的自衛権の件で安倍首相を軍国主義者だ […]

上念司×倉山満 『「日本の敵」を叩きのめす!』感想

 上念司先生と倉山満先生、中央大学辞達学会の先輩・後輩コンビによる対談。普段WEB番組の「チャンネルくらら」やトークライブで一緒に活動しているお二人ですが、共著は初めて、こちらは雑誌「voice」に掲載されていた「説教ストロガノフ」を大幅に加筆されたものです。  まずVoice掲載時のタイトル「説教ストロガノフ」。こちらは雑誌Willの人気連載「蒟蒻問答」のアンチテーゼだそうです。問答が通用するよ […]

倉山満 負けるはずがなかった!大東亜戦争 感想

 前作「大間違いの太平洋戦争」からひと月もたたずに新刊。感想を書くのが追いつかないこの頃。またまた結構衝撃的なタイトルの本作。  「大間違いの太平洋戦争」は日英関係を軸に見て大東亜戦争を語るものでしたが、今回の作品はロシア、主にスターリンからみた日本及び大東亜戦争が語られます。同じ時期の歴史でも、視点を変えることでまた違った様相が浮かび上がります。  明治維新の頃、海のチャンピオン大英帝国の覇権に […]

倉山満 大間違いの太平洋戦争 感想

 今年出る予定の戦争3部作の1作目。まずタイトルが気になるところ。なぜ倉山先生が大東亜戦争ではなくGHQに押し付けられた太平洋戦争という敵性用語をつかうのか?  倉山先生の本は、まず出だしから驚かされることが多いのですが、なんとこの本は表表紙から目からうろこの連続です。そして本文、太平洋戦争という言葉は敵性用語というだけでなく、なぜ使ってはいけないかがわかります。今回の本もいきなりタイトルから間違 […]

宮脇淳子 倉山満 真実の朝鮮史 感想

宮脇淳子先生と倉山満先生の対談を一冊の本にまとめた、読む前から面白くないはずがないと確信出来る作品。帯のお二人の笑顔もまぶしい(笑)。お二人の軽妙な語り口をそのまま本にした感じでするすると読めます。  東洋史が専門の宮脇先生、憲政史研究家の倉山先生、それぞれの視点で話が進むのですが、おもしろいのは読むにつれて「朝鮮どこ?」となるところ。倉山先生は、ほかの著書や動画で、「朝鮮はシアター(場)であって […]

ケーススタディー 三橋貴明「真冬の向日葵」を検証して名誉毀損について考える

 先日、倉山満先生の「増税と政局」の感想をブログにUPしたのですが、おりしもその翌日、経済評論家の三橋貴明氏が倉山先生に内容証明を送るという事態が発生しました。 「増税と政局・暗闘50年史」について  現在訴訟に発展しているので、その件に関しては法廷で明らかになることでしょうし、これから争われることですので、言及は避けたいと思うのですが、この内容証明文で一つ気になるところがありました。 ブログより […]

倉山満「帝国憲法の真実」 感想

  「帝国憲法」に正面から向き合う、倉山満先生の新作。  本当は「日本国憲法の暗号と帝国憲法の真実」というタイトルにする予定だったのが、日本国憲法があまりにもグダグダなので、タイトルから外したとか。  第一部で日本国憲法の欺瞞について、第二部で帝国憲法の真実について書かれていますが、私が最も感銘を受けたのは、第二部第三章の「自由の根源に迫る」です。  日本国憲法では、第十九条で良心の自由 […]

倉山満 「増税と政局・暗闘50年史」感想

 4月10日に出た新刊。この本は歴史にするにはまだあまりにも新しい、去年10月1日に決断された消費税8%の決定の背後で何が起こっていたかを、現在知りうる情報をすべて集めて書かれた、憲政史研究家 倉山満先生の渾身の作品です。  前半は今回の消費税政局の話、後半は財務省(大蔵省)と政治家がいかに争い、あるいは協力しつつこの国を運営してきたかを増税に焦点を置きつつ描いたもの。後半は光文社新書の「検証 財 […]

倉山満 嘘だらけの日中近現代史 感想

  • 2019.03.02

 私が初めて読んだ倉山満先生の本。  「この本の題名がいきなり嘘です」って出だしから面白すぎ。しかし、よく言われる中国4000年の歴史(最近は6000年に増えた?!)とかが、いかに嘘っぱちかもよくわかります。国としても、民族的にも、領土の広さも全く連続していない、ただそこに誰かが住んでいた、というだけ。しかも、一度でも自分たちを支配したことがある民族の住んでいる国は中国というものすごく怖ろしい論理 […]

1 7 9