田母神さんの新刊が発売されました! 前半は都知事候補に担ぎ出されてから、逮捕拘留された話。逮捕前と逮捕後にどのように取り調べが変質したのかが興味深いです。中盤は獄中生活。細かい食事の記録や拘置所での生活など。長い拘留生活でも田母神さんがいかに気持ちにおいて負けることなく、体も衰えないように過ごしていたのかが伺えます。真面目に日本の将来を憂えた日記の他、ネタノートを作っていたというのも田母神さん […]
『日本をダメにするリベラルの正体』、大人気につき、重版、大量増刷決定だそうです。おめでとうございます!! 前回はリベラル批判の部分の感想を書きましたが、今回は保守側の問題点の方に触れたいと思います。 こちらの本は主にリベラルを批判していますが、だからと言って保守なら何でも良いと言っているわけではありません。 山村先生は保守派の弱点を次の用にまとめています。 (P90より引用) ①一般の日本 […]
今年の1月20日、アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。日本では完全に泡沫扱いされていたトランプ氏が共和党の候補となった後も、日本のマスコミはトランプ氏をトンデモ扱いすることをやめませんでした。大統領選挙の前日に書いたこちらのブログ「江崎道朗 『マスコミが報じないトランプ台頭の秘密』感想」に書いていますが、あるテレビの調査でヒラリー・クリントン氏が大統領にふさわしいと思っていた人が […]
去年の8月8日、天皇陛下によるお言葉がありました。こちらは扶桑社から出された『保守の心得』『帝国憲法の真実』に続く保守シリーズ第三弾として予定されていたものが、今回のお言葉を受けて緊急出版することになったそうです。譲位に関する特例法案が先日衆議院を通過したばかりというまさに今読むべき本となっています。 あの時の陛下のお言葉を受けて、陛下がどれほど国民を信頼しているのか、どれほど国民を思って日々 […]
倉山先生による国際法の本。タイトルに「国際法」がつくのは「歴史戦は『戦時国際法』で闘え」に続いて2冊目ですね。 今回のこちらの本を読むことで、今までの倉山先生の著書に対する理解がより深まることは間違いありません。 前回、感想を書いた『世界一わかりやすい地政学の本』で語られる地政学に関してもそうですが、倉山先生の言論あるいは著書が、他の歴史学者あるいは憲法学者と違っていることの大きな理由の一つ […]
待ってました!の倉山先生による、地政学の本です。 世界一わかりやすいとのタイトルの通り、こちらの本にはほとんど専門用語は出てきません。出てくる用語を簡単に説明すると、 ・アクター・・・関係国。最低限の主体性がある国(国家としての意思や能力のない国は数に数えない) ・パワー(大国)・・・発言力のある国。その国のいうことを聞かねば話のまとまらない国。 ・パワーズ(列強) ・ヘゲモン(覇権国)・・・ […]
いよいよ残すところあとわずかとなってきました。果たして大統領になるのはドナルド・トランプか?ヒラリー・クリントンか? いくら考えても日本国民である我々には選挙権があるわけでもなく、その結果はアメリカ国民の意思を受け入れるしかありません。それではこの大統領選のことにあれこれ考えを巡らすのは全く無駄なのか?そんなはずはありません。悲しいことに現在の日本はアメリカに自らの国の安全保障を委ねている状態 […]
「ヴェノナ文書」 これについて聞いたことのある人は多いだろう。しかし「ヴェノナ文書」とは一体どのようなものなのか。本書の中ではこのように説明される。 P67より引用 ヴェノナ文書とは、ソ連・コミンテルンのスパイたちの更新記録だ。 正確に言うと、一九四〇年から一九四四年にかけて、アメリカにいるソ連のスパイとソ連本国との暗号電文をアメリカ陸軍が密かに傍受し、一九四三から一九八〇年までの長期にわ […]
久しぶりの倉山先生の本の感想です。アメリカに関する本は『嘘だらけの日米近現代史』に続いて2冊目。なんとも楽しい内容になっています。 なにが楽しいかというと第三章までの内容が倉山満少年の黒歴史と共に語られます(笑)。黒歴史ってこんなに赤裸々に語ってよいものなのでしょうか。宇野正美先生の本を読んでユダヤ陰謀論にはまり(すぐに真実に気付くのですが)、小説吉田学校を読んで世の中の真実を知ったつもりにな […]
8月9日に出た西村氏の新刊です。 なぜ、こちらの本を読もうと思ったか。きっかけになったのはこの動画です。 1/3【討論!】日本と世界の暑い夏[桜H28/8/6] そもそもタイトルといい、一体何を話すのか?なぜ呼ばれるのかわかっていないのにしょっちゅう出てくるアートディレクターは「暑い」じゃなく「熱い」について語ってるし(悪口ではなく本人が言っている)、後半20分ほどは司会者が最近番組でいつも […]