本の感想

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倉山満 長谷川三千子 本当は怖ろしい日本国憲法 感想

 平和、人権、国民主権。このフレーズ皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?なんとなくいいもの?絶対守らなければいけないもの?ではこういった考え方はどのような背景から生まれてきたのでしょうか。  これらの概念が発生した歴史を丁寧に長谷川先生と倉山先生が語ります。それは身の毛もよだつような血まみれの戦いの歴史。そんな恐ろしいいきさつから生まれた概念、果たして日本国憲法にそのようなものが必要なの […]

倉山満 常識から疑え!山川日本史 近現代史編 上 感想

倉山満先生の新刊。刺激的なタイトルに刺激的な表紙(笑)。女性ファンが減ったらどうするんだ・・・。  見た目と違って(失礼)大変まともな内容かつ面白かったです。日本史歴史教科書のダメなところを7つの法則と歴史学界におけるタブーと合わせて解説しています。イデオロギーもなく、歴史教科書であるがため嘘はかけないが、タブーにより本当のことが書けない、英雄不在のため面白みに欠けるものになる、当時の世界情勢に対 […]

倉山満 「嘘だらけの日韓近現代史」感想

   『嘘だらけ』シリーズ3作目。思うにこのシリーズは倉山先生流の憑き物落としではないか。  憑き物落としとは何か、ということに関しては京極夏彦先生の『百鬼夜行シリーズ』を読んでいただきたいのですが、古本屋であり神主でもある京極堂こと中禅寺秋彦の行うある種の脱洗脳の手段です(こんな説明ではちょっと不足ですが)。  『嘘だらけの日米近現代史』では「憎き相手でありつつも仲良くしていかなければ […]

「反日メディアの正体」感想

   チャンネル桜の「さくらじ」やチャンネルグランドストラテジーの「全力古谷 サブカルから見る日本」でおなじみの古谷経衡さん。彼の著作を読むのは「ネット右翼の逆襲」に続き2作目。 「ネット右翼の逆襲」も単なる著者の主張ではなく、アンケートに基づく冷静な筆致が特徴でしたが、この「反日メディアの正体」はなおさら彼の客観的な視点がうかがえる。  メディアに在日外国人が入り込んでいる、というのは […]

「ジャパニズム」16号感想

   すめらぎいやさか!!  本日は天皇陛下のお誕生日。  つらつらと日本の教育などなど、考えつつ先日買った「ジャパニズム」を読む。  神谷宗幣氏の「反日教育の原点と現状」  反日教育が行われるようになった歴史的背景、現在の教育などのレポートだが、氏の「小学校から高校までのこうした教育のしくみの中で、真面目で優秀な生徒ほど左傾化した反日思想を持つのではないかと私は考えている」との言葉にはうなづける […]