今年出る予定の戦争3部作の1作目。まずタイトルが気になるところ。なぜ倉山先生が大東亜戦争ではなくGHQに押し付けられた太平洋戦争という敵性用語をつかうのか? 倉山先生の本は、まず出だしから驚かされることが多いのですが、なんとこの本は表表紙から目からうろこの連続です。そして本文、太平洋戦争という言葉は敵性用語というだけでなく、なぜ使ってはいけないかがわかります。今回の本もいきなりタイトルから間違 […]
宮脇淳子先生と倉山満先生の対談を一冊の本にまとめた、読む前から面白くないはずがないと確信出来る作品。帯のお二人の笑顔もまぶしい(笑)。お二人の軽妙な語り口をそのまま本にした感じでするすると読めます。 東洋史が専門の宮脇先生、憲政史研究家の倉山先生、それぞれの視点で話が進むのですが、おもしろいのは読むにつれて「朝鮮どこ?」となるところ。倉山先生は、ほかの著書や動画で、「朝鮮はシアター(場)であって […]
先日、倉山満先生の「増税と政局」の感想をブログにUPしたのですが、おりしもその翌日、経済評論家の三橋貴明氏が倉山先生に内容証明を送るという事態が発生しました。 「増税と政局・暗闘50年史」について 現在訴訟に発展しているので、その件に関しては法廷で明らかになることでしょうし、これから争われることですので、言及は避けたいと思うのですが、この内容証明文で一つ気になるところがありました。 ブログより […]
「帝国憲法」に正面から向き合う、倉山満先生の新作。 本当は「日本国憲法の暗号と帝国憲法の真実」というタイトルにする予定だったのが、日本国憲法があまりにもグダグダなので、タイトルから外したとか。 第一部で日本国憲法の欺瞞について、第二部で帝国憲法の真実について書かれていますが、私が最も感銘を受けたのは、第二部第三章の「自由の根源に迫る」です。 日本国憲法では、第十九条で良心の自由 […]
4月10日に出た新刊。この本は歴史にするにはまだあまりにも新しい、去年10月1日に決断された消費税8%の決定の背後で何が起こっていたかを、現在知りうる情報をすべて集めて書かれた、憲政史研究家 倉山満先生の渾身の作品です。 前半は今回の消費税政局の話、後半は財務省(大蔵省)と政治家がいかに争い、あるいは協力しつつこの国を運営してきたかを増税に焦点を置きつつ描いたもの。後半は光文社新書の「検証 財 […]
私が初めて読んだ倉山満先生の本。 「この本の題名がいきなり嘘です」って出だしから面白すぎ。しかし、よく言われる中国4000年の歴史(最近は6000年に増えた?!)とかが、いかに嘘っぱちかもよくわかります。国としても、民族的にも、領土の広さも全く連続していない、ただそこに誰かが住んでいた、というだけ。しかも、一度でも自分たちを支配したことがある民族の住んでいる国は中国というものすごく怖ろしい論理 […]
嘘だらけシリーズ1作目。すらすらと読みやすいけれども目からうろこが落ちる本です。 倉山先生はアメリカのことを「バカ、ヘタレ、でもやるときはやる」とバッサリ切っています。現代の私たちは敗戦後の教育のせいもあり、アメリカのような強い国に無謀な戦争を仕掛けたどうしようもない国だと自国のことを卑下していますが、実は第一次世界大戦後の日本は世界の列強国の一つであり、最強の軍隊を持つ国だったことがわかりま […]
憲法改正といえば、よく話題になるのが、9条と96条についてですが、本当にそれだけでよいのでしょうか。自民党の出している憲法草案は何が問題なのでしょうか。 改正するところがある、ということは今の日本国憲法には問題がある、ということになります。この本ではまず、日本国憲法の何が問題か、ということについて語られます。一言でいうと、何もかもがでたらめで話にならないということです。 まず、成り立ちがでた […]
またまた、倉山満先生の新刊。今年出た本を、「常識から疑え!山川日本史 上」から数えたら、なんともう4冊目!!しかも「山川日本史 下」が5冊目でもう発売しており、明日amazonから届きます。倉山先生の本だけで読むのが追いつかないペースです。執筆に講演に、大学の授業もなさってるのかしら?先生過労死しないでね。 「はじめに」で私たちの住んでいる日本がいかに素晴らしい歴史と伝統を持った […]
倉山満先生の「保守の心得」を読んだ。そちらの感想はまた近々あげるとして、私の考える保守、というか、本当はブログを立ち上げるときに書くもののような気はするが、私がこのようなブログを立ちあげるの至った理由を書いておきたいと思う。 若い時ははっきり言ってウスラサヨクだった。日本国憲法は平和憲法だと思っていたし、君が代は口パクだった。日本はなんだかよその国にひどいことをしていたようだ、と思っていた。し […]